いきなり中級から受けても合格できた食品表示検定の勉強方法と注意点

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この記事は

“食品表示検定について勉強したいけど、何からやれば良いのかわからない”という方の向けの記事となっております。

 

私が普段仕事で担当しているのはパンの製造・販売を行うベーカリー部門です。
野菜や肉はノータッチの為、普通に仕事をしていたら作業上食品表示には深くはかかわりません。

 

会社からこの検定を取れと言われたわけではなく、自らの意思で
“スーパーマーケットで働いている以上それに関わる食品表示の最低限の知識は持っていたい”と思い食品表示検定を受けようとしました・・・が

が…食品表示については勉強していく上で不安がありました。

私が受けた当時の食品表示検定には

1.問題集が販売されていない

2.過去問がない

3.勉強の仕方がわからない

といった具合だったのです。それに加えて私はいきなり中級から受けました。

 

いまでこそ、食品表示検定は教科書だけではなく、問題集も販売されるようになりました▼

模擬問題も付いていて、75問を90分解くことを想定した作りとなっており、本番と同じ設問形式と問題数になっています。

しかも、練習問題も模擬問題も認定テキスト・初級の参照先まで掲載されているので学習の効率がめちゃくちゃ上がる仕様となっています。

 

しかし、私の頃は教科書(テキスト)だけだったのです▼

 

問題集があるなら、頑張って解くから大丈夫!という人ばかりではないと思うので、そんなテキストだけだった時代の私が、経験を踏まえて、どうやってこの検定の勉強をしていたのかを紹介します。

食品表示検定の勉強方法

食品表示検定勉強の仕方(私の場合)

1.食品表示についての動画を見て食品表示のポイントをさらっと掴む

2.テキストを1周する(試験の1ヶ月前までに)基礎はしっかり!

3.食品表示セミナーへ参加する→過去問がもらえる!

4.過去問を解いてみる→わからなかったところをじっくり復習していく

 

という順序です。
先ほど追記で話しましたが、現在では問題集が出ましたので

 

食品表示検定勉強の仕方(問題集がある時の場合)

1.食品表示についての動画を見て食品表示のポイントをさらっと掴む

2.テキストの各章を勉強する→問題集で確認
上記を繰り返してテキストを1周する(試験の1ヶ月前までに)基礎はしっかり!

3.食品表示セミナーへ参加する

4.テキストの模擬問題を解いてみる→わからなかったところをじっくり復習していく
過去問を解いてみる→わからなかったところをじっくり復習していく

 

問題集がある現在の場合は蛍光マーカーの部分が加わります。

食品表示についてはじめての人はテキスト見る前にこれを見て

これは群馬県が配信している食品表示についての動画ですが、食品表示について初めての人は一度この動画を観てからテキストをはじめることをおすすめします。▼

 新 わかる!役立つ!食品表示|健康福祉|食品・生活衛生課|群馬県 – YouTube

 

可愛いらしいキャラクターが出てきて非常にわかりやすく「食品表示とはなんぞや?」とおおまかなポイントを説明してくれます。

食品表示検定のテキストを見るとわかるのですが非常に文字が多く、法律のことも書いてあるので日本語なのに慣れるまではなかなか頭に入って来ません。

初級を受ける人も中級を受ける人も見ておいて損はないかと思います。

テキストはとりあえず一周一通り読む

 

動画を読んだら次はテキストは一通り必ず読みましょう。

 

なんだよ。当たり前のことを言うなよ。

 

と思うかもですが、これがとても大事です。
私はいきなり中級を受けたので、初級を読んでから中級を読みました。

なぜかと言うと、試験はこの指定のテキストから出てくるのでとにかくこのテキストを読んでいないことには全く話にならないからです。

 

さきほどお話しした通り、聞き慣れないような言葉も多く、はじめのうちは難しいですがわからなくてもまずは読むことが大事です。何回も出てくるものや似たようなルールが出てくるのでだんだん脳が慣れて来て頭に入ってくるようになります。

 

このテキスト一周読むを試験の1ヶ月前には必ず終わらせましょう!

食品表示検定セミナーは参加するべき

試験1ヶ月前になると、食品表示検定セミナーが開催されます。

値段は5,200円(初級)10,500円(中級)と少し高いですが、私の時代では参加するのとしないのでは合格率がぐんと変わってくると感じました。

というのもこの食品表示検定セミナーでは前回の過去問が配られるからです。
1回分ですが、それでもかなり感覚は掴めます。

現在では問題集は買えるので、昔ほどメリットはないかもしれませんが、人の講義を聞くというのは1人で勉強するよりも頭に入りやすかったのは確かです。

私は東京まで行って受けましたが、今ではオンデマンドで受けることができるので、かなり便利になりました。

2018年より、インターネットに接続しているPC、タブレット、スマートフォンなどでいつでもどこでも繰り返して講座を見ることができるオンデマンド講座がスタートしました。

もちろん公開講座もあります。公開講座は全員が受けられるわけでは無く、席が無くなり次第終了となってしまうので、予約は早めにしておいたほうがいいです。

食品表示検定公式HP

食品表示検定セミナーでもらえるもの

公開講座では以下のものが配られました。

●要点をまとめたプリント
(赤字はかなり大切)テキストがかなり簡易的にまとめてあります
もちろんそこ意外にも試験に出るのでないがしろにはできませんが、最低限ここだけは理解しておきたいところがまとめてくれてあります。

●実力診断テスト(中級)
講義の中で問いていって解説もあります。
問題の解き方やポイントも軽くですが教えてもらえます。

●テキストの訂正箇所のプリント

●過去問
一部ではなく、前回出たところがまるまるもらえます。答えもついてきます。

 

講義を受ける際に大事なことはテキストを全て読み終えてから受けること
先ほどもお話した「試験の1ヶ月前までにはテキストを1周する」というのはこのセミナーがあるからというのが1番大きいです。


そりゃ、そうできたらいいけど…と思われるかもしれませんがよく聞いてください

講義はなんと丸一日あります。

9:30~17:30
8時間拘束されました。(休憩有)
この1日でテキスト一冊分全て話してくれるのです。
なのでスピードがめちゃめちゃ早いです。
メモを取るのも精一杯、ここがわからないから調べようなんて絶対できません。

私が受けた時は1/4の範囲しか終わっていませんでした。
自分が一度読んでいれば理解しながら復習ができます。
しかし、わからないところは本当にわかりませんでした。
講義を聞いても早いからよくわからないし、挙げ句の果てにはスッとお休みタイムに…。

 

こんなことにならないためにもテキストは1ヶ月前のセミナーには全部読んでおくのがおすすめです。
ここまでに読めてるかでその後バタバタするか、余裕をもって進めれるかの分かれ目になると思います。

食品表示検定セミナー後の勉強法

セミナーでもらった過去問はテキスト1回全て読み終わってるなら問いてみましょう。

間違ってはいけないのが、もらってから早いうちに問題を解くことです。
試験の直前に過去問を解いてもここで分からないことがたくさん出てきたらもう取り返しがつかないことになります。
復習するために早め早めにやって、試験直前に見直すくらい余裕をもってやりましょう。

 

テキストを一通り見たから大丈夫だ〜!!!!
そう思ってもいざ過去問を解くと分からないことはたくさん出てきます。

“読むだけ”だと頭を使っていないので抜けてしまいます。

 

問題を問いて自分の頭を使うことでしっかり理解することができるのです。

私は間違えた所はテキストを読んで、書き込んだりひたすらパソコンにタイピングして覚えるようにしました。
ここまで勉強していくと、どこが出るのかだいたいの検討がついてくるようになります。

そこで、自分なりにセミナーでもらった資料よりも更にわかりやすくまとめ、自分だけの教科書を作りました。

それでも頭に入らないという人の為の勉強法

個人的に非常におすすめな勉強法が

スーパーマーケットで勉強する

現場に行ってそのまま商品を見ながら勉強するのが1番頭に入りました。

例:原料原産地が必要な商品が何なのか?
自分の足で売場へ行って表示を見ていきます。
そうすると、ぁあ。あの売場へ行ったなと脳に記憶されます。

 

例えば私が牛のトレーサビリティ法で10桁の個体識別番号を実際に売場で見たときに、個体識別番号がついていないものがありました。タレがついてるわけでもないしどうしてだろう・・・?と思ったら国産ではなかったんですね。

自分でどうしてだろう?と思って解決することは本当に勉強になるのでオススメです。

基礎は大事!個別の表示は基礎がしっかりできてから

個別の表示も大事ですが、生鮮食品と加工食品の基礎は本当に大事です。

これは試験に受けて1番感じたことです。

テキストで見た個別表示がある食品の問題が出ましたが、答えなければいけないのは結局基礎的な表示方法でした。

個別どーんとこい!と構えていたら基礎の基礎で失敗してしまいました。
まずは基礎固めは本当に大事なのでしっかり勉強しましょう。

テキストはまんべんなく出ます

忘れてはならないのがテキストはどの章も必ず出るということです。

景品表示法や資源の問題も1問は出ます。

その中でも特に問題数が多いのが添加物、JAS、アレルギー、機能性食品だなと過去問、実力診断テスト、実際の試験を受けて感じました。

おまけ:引っ掛け問題に気をつけて!

◆問題の読み間違い

試験の問題はマークシートですが、【正しいものを選ぶ】【正しくないものを選ぶ】が交互に出てきます。

単位が違うとか、文章が合ってるようで最後は…ではない。と間違っていたり、裸売りなのかパック詰なのかしっかり読まないと間違えてしまいます!

 

◆食品表示を自分で作る問題

試験終盤に食品表示を自ら作る問題は必ず出ているので、どのように作るのかは必ず復習しましょう。

ポイントは野菜(たまねぎ、にんじん、じゃがいも)とまとめられるものはまとめる!
添加物も同じものはまとめてその重さが多くなれば前の方に表示しなければならないので見落としがないように気を付けましょう!

このまとめる作業ができないと4点くらい落としてしまいます。

食品表示検定を受けるにあたってまとめ

ここまでいろいろお話ししましたが、勉強の仕方は

1.食品表示についての動画を見て食品表示のポイントをさらっと掴む

2.テキストの各章を勉強する→問題集で確認
上記を繰り返してテキストを1周する(試験の1ヶ月前までに)基礎はしっかり!

3.食品表示セミナーへ参加する

4.テキストの模擬問題を解いてみる→わからなかったところをじっくり復習していく
過去問を解いてみる→わからなかったところをじっくり復習していく

です。
非常に泥臭いことばかり書いてしまいましたが、まずはやってみることが大事だと思います。

みなさんの合格を祈っています!

くまぁ。

フレーフレー

 

注意

※テキスト内容は変わる場合があります!
必ず最新版の物を購入して勉強してくださいね!

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3 COMMENTS

とも

はじめまして!
食品表示検定の対策、参考になりました!中級のテキスト読んでる限り、気が遠くなるくらい内容がぎっしりですが、わずかに公開されてる過去問だと、それぞれ0~1問ミスくらいなので、あきらめずに6月まで頑張りたいです(中級でもオンデマンドは始まったですし)

ところで、試験のマークシートって細長い長方形だったか、だ円形だったか覚えてらっしゃいますか?

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ゆっきー

はじめまして!読んでいただきありがとうございます!!
結構びっしりでしたが、私の時は基礎がたくさんでたイメージです!
中級オンデマンドについては追記致します。

残念ながらマークシートの形は全然覚えてないんです…ごめんなさい(´;ω;`)

ともさんが無事に合格できますように。

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