ジョン万次郎資料館の所要時間や見どころ紹介！壮絶な人生に鳥肌が止まらない！

足摺岬に行くと中浜万次郎像があります。
この中浜万次郎とジョン万次郎は同一人物です。

私はこの像を見た時に単純に

…と色々なハテナが浮かびました。
そこで、ジョン万次郎資料館へ行ってみることにしました。

「資料館」なんてちょっとお堅い名前だけど、わかりやすくジョン万次郎について知ることができました！

ジョン万次郎資料館:アクセス・開館時間

ジョン万次郎資料館は高知龍馬空港から約3時間のところにあります。
ドライブがてら車で行っても良いですし、

運転がしんどい方は、高知駅から最寄りの中村駅まで特急列車が出ていますので、中村駅からレンタカーを借りるのが1番おすすめです！

中村駅からジョン万次郎資料館だと約50分で着きます！▼
高知空港から【足摺岬方面】までの移動方法！特急列車＋レンタカーが快適でおすすめ
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たびらいレンタカーで予約してみる

バスですと中村駅から養老で下車。
約60分です。

ジョン万次郎資料館公式HP

ジョン万次郎資料館の所要時間

約1時間30分でした。

ただ、コメントにもあるように2時間かけて楽しんでいる方もいます。

「時間かかりすぎじゃない？」と思うかもしれませんが、万次郎の人生がドラマティックすぎて展示が本を読んでいる感覚なので、気がつけばあっという間に時間が経ってしまうのです。

できれば時間は長めに取っておくのがおすすめです。

ジョン万次郎資料館の見どころポイント！

ジョン万次郎資料館は無料スペースと有料スペースに分かれていました。

故郷・少年時代までは無料
その後の漂流・救出→アメリカライフ→日本帰国→幕末維新の扉が有料展示となっています。

（入口付近）

模型とパネルなどを使ってわかりやすい！

模型、パネルのバランスが良くワクワクしながら万次郎について学ぶことができました！

まさに映画顔負けの波乱万丈のストーリーが待っていたのです。
私はその生きざまに感動し鳥肌が立ちまくりました。

万次郎の人生がとにかくドラマチック！

なぜいまだに大河ドラマにならないのか？不思議なくらい壮絶な人生でした。
しかし、万次郎は何が起きても決して諦めず、自分の道を切り開いていくのです。

万次郎は14歳の時に仲間と漁に出て遭難してしまいます。
無人島に漂流してなんと143日も過酷な生活に耐え、なんとか生き延びていました。
そんな万次郎たちを助けてくれたのが、アメリカの捕鯨船ジョン・ホーランド号だったのです！

自らをジョン・マンと名乗っていたそうです。

助けてもらったものの、当時日本は鎖国していたのですんなりと帰国することはできませんでした。
そこで万次郎はアメリカへ渡ることを決意するのです。

船長ホイットフィールドの養子になり、アメリカの学校で英語や測量などを勉強してなんと首席で卒業。
大変勉強家で頭が良かったそうです。
※私は船長のはからいに涙が出そうだった。

卒業後は捕鯨をしていましたが、もう一度母に会うためにあのゴールドラッシュのカリフォルニアの金鉱で資金を得て船を購入し日本に帰ってくるのです。

しかし、日本へ来ても取り調べが行われてすんなりとは故郷には帰れなかったようです。

万次郎はアメリカでの見聞を伝え、鎖国的だった日本を世界へ開くことに尽力しました。
貧しい漁師という身分から、現在の東京大学の源流ともいわれる開成学校の教授となります。

ざっくり書くとこんな感じだったのですが、説明文を読むたびにこの後万次郎はどうなるのか？？
まるで物語のページをめくるような感覚でした。

参加型のスポットも結構ある！

こちらはアメリカ式の捕鯨を再現したスポットで、自由に記念撮影ができました！
万次郎はアメリカの学校を卒業後、捕鯨船にて銛を鯨に投げる重要なポジションを任されていました。

小舟から銛を投げて仕留める命懸けの仕事です。

波の映像展示もあります。

万次郎といえば海です。
プロジェクションで画面から飛び出してくるので、お子様も濡れずに大喜びです。

2階は無料展示でした。
企画展、交流スペース。そしてゴールドラッシュをきっかけにはじまったジーンズの歴史の展示がありました。
その中の映像展示に、ジョン万次郎の仮想をしてホイットフィールド船長と一緒に写真を撮れるところもありますよ！
※くまぁ。なので仮装は無し笑

館内にはおしゃれなレストラン「海風食堂」があります！

こちらは資料館の1階にあるレストランです。
とてもオシャレで可愛い外観とお店のロゴに思わず心が踊ってしまいました!!

外の席で海を見ながら食べることもできます。
レストランへ行かずとも、ハンドメイド雑貨とが売っててものすごく可愛かったです！！

海風食堂のレポ▼
【土佐清水市】海風食堂はおしゃれで可愛い海が見えるお店！

名誉館長はビビる大木さん⁉

え？なんでビビる大木さん？って思いましたが、どうやらビビる大木さんは幕末の歴史が大好きで、かなり詳しいらしいです。
趣味でこちらの資料館へ足を運び続けていたらなんと名誉館長に就任してしまったらしいです。

ジョン万次郎に思いを馳せる…資料館へ言ったからこそわかる風景たち

資料館の外にはジョン万次郎とその仲間たちの像があります。

遭難し、無人島へ辿り着いた。もがき苦しみ悲しむ仲間と凛とした表情の万次郎

この像は是非、資料館を見学してから見て欲しいです。

万次郎の視線の先に海があるのもまた良いです。
後ろからくる波の勇ましさ。
思わず鳥肌が立ってしまいます。

中浜万次郎生家

ジョン万次郎資料館から車で約15分のところに、中浜万次郎生家があります。

もし、何も知らずに訪れていたらただの「昔の家の再現」としか見れなかったかもしれません。
ジョン万次郎資料館で学び、ここから始まったことがわかるとなんとも言えない気持ちが込み上げてきました。

時間があったらこちらも寄ってみてください。
鎖国時代にアメリカへ行った中浜万次郎の生家へ行ってきた！歴史を肌で感じた

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