被災して必要だと感じた最低限の防災グッズリスト

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どうしてだろう?

東海地震が来ると言われ続けている静岡県に住んでいながら、
「どうせ来ないだろう。」災害は自分とは無関係だと思い続けていました。
そんな防災意識の低かった私は、旅行先の北海道で被災してしまいました。

北海道胆振東部地震です。

友人宅では備えがあった為、怖い中でも安心して生活ができましたが、これがもし自分の家だったら…
光も無い、情報も無い、水も食料も無い家で、一人で過ごさなくてはならなかったと思うととても恐ろしく感じます。

この記事では被災して必要だと感じた防災グッズについて書いていきます。

ここからは私が実際に体験したことを元に時系列事に進んでいきます。。

くまぁ。

目次から見たいところへ飛べるよ▼

~最低限必要だと感じた物リスト~地震は突然くる!

北海道に旅行で訪れて、友人宅で寝ていた時のことでした。

ガタガタガタと揺れ始めて飛び起きたら、揺れが止まらず大きくなっていって、

みんなで「ヤバイ!ヤバイ!」って言って急いで玄関へ行き、逃げ道を確保して揺れがおさまるのを待ちました。

「すごい揺れだったね…」と言ったのも束の間、電気が全て消えてしまいました。

懐中電灯・ランタン・電池

深夜の為、何も見えずに真っ暗。
そんな事はじめてだった私の手は震えていました。

幸い友人の家はキャンプ用品があり、ランタン1つで部屋の中がパァーッと明るくなりました。
他にもライブのペンライト、スノードーム、ピカピカ光るガチャガチャの景品と代用できるものはありました。

もし、これが自分の家だったら懐中電灯もランタンもロウソクすらもありませんでした。

3つに分裂して、かつUSBケーブルをさせるColemanのランプ

寝床用と、移動用に懐中電灯も購入。

※もちろん電池も備えておきましょう!

それぞれの機器が単4なのか?単3なのか?単1なのか?確認。

注意

家が停電したらブレーカーは必ず切りましょう。

そのままにしておくと火事になる可能性があります。

私たちは真っ暗な中で情報を集めました。
どこで地震が起きたのか?

電気はいつ復旧するのか?

こういう時に情報の早いツイッターはとても役立つと感じました。

注意

心無い人が嘘の拡散をすること、また誤報を嘘だと知らずに拡散してしまうことがあります。

「知り合いから聞いた話ですが~」のほとんどはデマの可能性が高いです。

情報元が確かなものを見ましょう。

でも、その情報も携帯電話でしか集めることができませんでした。


携帯電話を充電するにもまた電気が必要なのです…。
安否確認にも携帯電話を使います。

急いで携帯電話を低電力モードへ切り替えました。

▼低電力モードへの切り替え方▼

その他にもスマホの画面を暗くしたり、起動中のアプリを消すと良いです。

復旧の見込みがない。と流れていたので、充電が無くなる前に、会社へ連絡しておきました。

安否確認で充電が無くなってきたので、私は同じ文をコピペして貼り付けてたり、ラインのプロフィールに無事です。とつけておきました。

ラジオ

停電してテレビも見れない。

携帯電話も充電がなくなるので、使えないとなると情報が一切入ってきません。

今自分はどうなっているのか?どうすればいいのか?わからないことは本当に不安でした。

朝になると友人が部屋からラジオを探してきてくれました。
ラジオを聞くなんていつぶりでしょうか?

ラジオは市別ではなく町別で情報が流されていました。

〇〇町では水を汲むことができます。〇〇町では炊き出しをやってます。

など延々と詳細な情報が流れます。
避難する時に気を付けることや天気なども知らせてくれました。

携帯に頼らずこうして情報が入ってくるのはとてもありがたいことでした。

携帯電話の充電器

その日の昼はそれはもうびっくりするくらいの晴れ模様で、地震がなければみんなで出掛けたいくらいの天気でした。

そんな時にソーラーで充電できたらどれだけ良いか…と思いながらラジオを聞いていました。

もちろん電池で充電できる充電器も有りですね。手動も使えるかもしれません。

電気に頼らない充電アイテムは必須だと感じました。

アウトドアで探してINOVAのソーラーにしました。

防水で頑丈です。

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太陽光発電と蓄電池があるお宅は今回かなり救われたかと思います。

ガスコンロ

今回IHだったお宅は電気が使えず、料理をすることができませんでした。

ニュースでインタビューを受けていた人はガスコンロが欲しくてお店に何時間も並んでいました。

食料をいくら買っても火を使わなければ大抵の料理はお手上げです。

ガス自体が使えなくなってしまうこともあるのでガスコンロは必要なアイテムです。

なお、別の友人は庭でバーベキューをして料理をしていた模様…。

水・食料

今回は暑すぎず、寒すぎない過ごしやすい季節でしたが、これが夏だったら熱中症になっていた人も多かったはずです。

実際台風が去った後の天気は暑く、みんなぐったりしていました。

そんな中、マンションでは停電の為にポンプが動かずに何度も何度も公園に水を汲みに行ってました。

生活水はお風呂に貯める。
キャンプで使うようなタンクがあると水を貯めるのに便利ですね。

飲み水1日2ℓ×3日分は用意しておきましょう。

▼フォロワーさんが買っていた濾過器も非常に画期的だと思いました。▼

そして食料ですが、コンビニは人が押し寄せ一気に何も買うものが無くなっていました。

カップ麺はデスソース系のものしか残っておらず…。

もちろんカップ麺を買ってもお湯がなければ食べることができません。(チキンラーメンならそのままいけるかも?)

個数も制限されてる場合があります。

また、お店に着いてもかなり並びます。

とあるスーパーでは停電の為に店員さんが1人のお客さんに付いての買い物でした。

ここもまた食料のあった友人宅は救われました…。

私は帰ってからすぐに、火を使わなくても食べれる食料を買いました。▼

お約束のカンパン

温めなくても食べれるカレー

その他にも…

水やお湯を加えると美味しく食べれるお米もあります▼

パンもあります▼

ただ、どれもすぐ食べれる+保存期間が長い分、割と高いのでお財布と相談です。

そして…ガソリンスタンドにも長蛇の列。

私が見たときは30台並んでました。

買い物へ行くのもガソリンが必要…。
今回は信号もついていなかったので、外出は危険でした。

復旧までの時間耐えられるほどの水と食料は大事だと改めて思いました。

その他に必要なものリスト

ティッシュやトイレットペーパー、除菌のティッシュ、ゴミ袋、軍手もあると便利です。

生理用品

実は私は今回まさにこれで、友人宅にはたくさんあったのですが、

▼もしなかった場合にどうすればよかったのか?▼

ラップ
お皿の上から使えば洗わずに済みますし、怪我したところにも巻くことができます。

オムツ
友人ママはこういう時に便利なのがオムツと言っていました。

今回は水道が使えるところは使えたけど、もしもトイレが使えなかったら外も自衛隊がいたり、中継がされてたりして外ですることはできません。

オムツをしていればどこでもできるし、ゴミとして捨てることができます。

防災リュック

防災グッズをまとめるリュックもこの機会に買いました。

いや、普通にリュック家にない?って思うかもしれませんが

・火にも水にも強い

・防災BOOKが付いてる。

・防災備品が付いてる。

携帯ブランケット、クリップ付きえんぴつ、マッチ付きローソク、マスク、トイレ衛生用品キット、トイレキット、お尻拭き、無菌濡れタオル

※セットによって内容が異なりますので注意!

調べてみると、リュックだけ売ってたり、2人用が売っていたり様々です。

自分に合ったものを選びましょう。

値段は結構高いけど、命には変えられない。。

ウエストポーチ
これは個人的にとても良かったのがウエストポーチ。

財布、鍵など必要なものを入れてそのまま寝てたのですが、次に揺れが起きてもその身体ひとつで逃げることができました。

不安の中とても支えになったものの1つです。

また、避難所でも貴重品管理がしやすいかと思います。

防災グッズチェックリスト

▢懐中電灯
▢ランタン
▢電池(懐中電灯、ランタン、ラジオはどれが必要か見ておく)
▢ラジオ
▢携帯電話の充電器(アウトドアのソーラー系が便利)
▢ガスコンロ
▢水と食料
▢ティッシュ
▢トイレットペーパー
▢除菌のティッシュ
▢ゴミ袋
▢軍手
▢生理用品
▢ラップ

くまぁ。

ウエストポーチは貴重品管理に便利だよ!!

まとめ

今回、こんなに切羽詰まった時に温かく迎えてくれた友人一家には本当に感謝しかありません。

こんな時だからの助け合いの心って本当に大事だと思いました。

私1人じゃ本当になんにもできませんでした。

災害はもちろん地震だけではありません。

津波、台風、洪水、土砂崩れ、火山と予期せぬことがたくさんあります。

使わないに越したことがありませんが、いつこうなる時がくるのかもわかりません。

その時の為に備えが非常に大事です。

私も防災グッズを購入しました!ここにあげていたものに加え、本棚には突っ張り棒をつけました。

その他にもYahoo!の防災速報のアプリも有効です。

このアプリは津波が来たら自分の地域はどこへ避難すれば良いか?どういう行動をしたら良いか?

なども調べられることができるので、事前に逃げ場も調べておくと良いと思います。

大好きな北海道の復興、そして北海道のみなさんが1日も早く安心して休むことができるように祈っています。

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