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この記事は1泊2日の山口観光、萩市編となります。
萩市にある須佐ホルンフェルス、その次に松陰神社について紹介していきます。
くまぁ。
※この記事は2019年に訪れたものとなります。
2日目の朝は宿からホルンフェルスへ向かいました。
目次から見たいところへ飛べます▼
目次
須佐ホルンフェルスの所要時間
約30分です。
須佐ホルンフェルスへのアクセス・注意点・駐車場など
須佐ホルンフェルスは山口県のはしっこ海側の右端の辺りになります。
現地はほぼ柵のない崖にいくような感じになりますので、側まで行く際は
・明るい時間帯に観光する
・余裕を持って時間を確保する
・歩きやすい靴を履いていく
・天気の悪い日は十分に注意する
ことをお勧めします。
駐車場から須佐ホルンフェルスまで10分くらい歩きます。
駐車場がつわぶきの館になるので、ここを目指しましょう。
住所 | 山口県萩市須佐高山 北海岸 |
駐車場 | 普通車30台、大型バス3台(無料駐車場) |
トイレ | アリ |
駐車場
駐車場は無料です。
つわぶきの館の目の前に停めるところがあります。
(看板にホルンフェルス駐車場と書いてあるので違反じゃないです!)
また、館内では特産品も購入できます。
トイレ
つわぶきの館の道路を挟んで反対側に公衆トイレがあります。
大迫力の須佐ホルンフェルスを観光!
ホルンフェルスは、マグマが加熱されて元の岩石を再結晶化したときに形成される変成岩です。圧力はその形成の要因ではありません。「ホルンフェルス」という名前はドイツ語で「ホーンストーン」を意味し、岩の質感と靭性が動物の角に似ていることを示しています。
つまり、この地層はマグマが地下でゆっくり冷やされて深成岩ができるときに、元々あった縞々の砂泥互層にマグマの熱が伝わってできたもの。
くまぁ。
さて、行ってみましょう!
ここを降りていきます。(もう結構見えてる…!)
10分くらい歩きます。
結構風化した地層もあるけど下の地層と同じなのかな…?
美しすぎる…。
なんという美しい縞々でしょう。
くまぁ。
自然によって作られた芸術作品のようです。
地学なんてよくわかんない…そんな人が見てもやっぱり綺麗な景色。満足すること間違いなしです。
近くで見るとプスプス穴があいてます。
見上げるとこんな感じです。
ちなみにどのくらいの規模かといいますと…。
このレベルで大規模な地層です。(何カッコつけてやがる。)
反対方向の景色はコチラ
この規模でこんなに美しく残ってることに感謝…。
この地層は海まで続いてるわけですが…柵がないので観光の際には本当に気を付けて下さい!!
下に降りれるように階段が付いています。(ただし柵はついていない。)
絶対に歩きやすい靴で行ってください。
波がざぶざぶ来るので天気の悪い日はお勧めできません。
美しさ、迫力さ満点の須佐ホルンフェルスでした。
少し逆光でしたが、海も綺麗でしたよ。
次なる目的地、同じ萩市にある松陰神社に向かいます。
松陰神社の所要時間
約50分です。
至誠館という松陰神社宝物殿も含んでの時間です。
時間の関係上吉田松陰歴史館には入れていませんので、すべて楽しむ場合は余裕をもって1時間30分くらいはあるといいのではと思います。
松陰神社のアクセス、拝観時間など
須佐ホルンフェルスから松陰神社までは車で約45分です。
(萩市って広いですね…。)
住所 | 山口県萩市椿東1537 |
TEL | 0838-24-1028 |
参拝時間など | ・参拝時間は自由(夜間は松下村塾などは戸締りするそうです。)
・至誠館は9:00~17:00(入館は16:30まで) |
休館日など | 年中無休 |
料金(境内の施設) | 至誠館:一般500円、中・高250円、小学生100円 歴史館:大人500円、中高生250円、小学生100円、幼児無料 |
駐車場 | 境内と神社前の交通公園に無料駐車場があります。 |
駐車場
自家用車は無料で停められます。
観光には時間が必要!松陰神社にあるのは神社だけではなかった…
そもそもですが…
くまぁ。
という方のためにここで解説。
その熱い熱い人生に心が震え上がります。
とても簡単に説明すると…吉田松陰は松下村塾の先生。
教え子は皆さんも名前だけは聞いたことある伊藤博文、高杉晋作など明治時代の立役者ばかり!
30歳という短い人生だったのですが、凄まじい教育者でした。
日本は鎖国していた時代の事。
松陰は外国の文明がいかに進歩しているかを知り、このままでは日本は外国に飲み込まれてしまうと将来に危機を感じていました。
それから居ても立っても居られなくなって、日本の外国船に対する防備の状況を調べるために日本全国13000キロの旅に出ます。
それだけでも熱心ですが、ついにはあのペリーの黒船に弟子と乗り込もうとして「アメリカに連れて行って学ばせてくれ」と懇願するのです。
結局作戦は失敗して投獄されてしまったのですが、そこで一緒に投獄されていた囚人たちと書物を読みながら共に学ぶうちに「学問とは生きる喜びである」ことに気付き、人と関わることで学ぶことができるその大切さに目覚めたのでした。
その後、獄を出て松下村塾で皆と学び合いました。
・教えるのではなく共に学ぶ。
・身分の差がなく平等。誰でも学ぶことができた。
が松下村塾のスタイルでした。
あれだけの偉人たちが松下村塾の出身でありながら教えた期間はわずか2年半だったそうです。
その後、安政の大獄で死刑になってしまいましたが、松陰先生の志は弟子たちに受け継がれ明治維新がおこして今の現代に至ります。
明治維新とは一体なんなの?わかりやすく解説!日本の大変革があった時代・それが維新!|世界の歴史
くまぁ。
自分は何のために生まれて生きているのか?そんなことを考えさせられる場所なのです。
第一に、人生において最も基本となる大切なことは「志」を立てることである。そのためには、まず私利私欲を除いた心で、一体自分がこの世で何ができるか、何をすべきか真剣に考えなさいと松陰は説きました。
松陰の名言で非常に読みやすい書籍もあります。
鳥居をくぐります。
松下村塾は当時のままで残されている
松下村塾は2015年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。
当時のまま現存しております。
つまりは本当にこの場所で多くの偉人が学びに励んでいたのです。
そして、のちの日本を変える人材となったのです。
数々の偉人たちが学んだ松下村塾がどんなものかといったらそれはそれは必要最低限の質素な塾でした。
ここで学んだ塾生の写真が飾られています。
久坂玄瑞、高杉晋作、木戸孝允…
当時の姿を想像すると胸が熱くなります。
とても静かで日の光が当たる場所でずっと眺めてられました。
松陰神社本殿・学びの道
そして松陰神社本殿へ
参道の反対側には80mほどの道があり、それを学びの道と呼んでいるそうです。
なぜ学びの道なのかというと、松陰先生の名言が道にちりばめられているからです。
このように道の両サイドにあり、夕方くらいになるとライトアップされるようです。
吉田松陰の宝物殿:至誠館
至誠館では無料スペースと有料スペースがある吉田松陰の宝物殿です。
無料スペースは8mのパネルで松陰先生の生涯を見れます。
有料ゾーンは死刑の直前に塾生たちへ向けて書かれた留魂録の遺書や遺品も見ることができます。
一般500円、中・高250円、小学生100円
ミュージアムショップではここでしか買えないグッズを買うことができます。
私もおみやげに松陰先生語録を買いました!300円です。
学びの道にある25の語録が入っています。
吉田松陰歴史館
そして更に境内には吉田松陰歴史館があります。
時間の関係で行くことはできませんでしたが…
くまぁ。
みんなは余裕をもっていこうね。
大人500円、中高生250円、小学生100円、幼児無料
まとめ
今回萩市は2ヶ所のスポットをまわりました。
須佐ホルンフェルスは大自然の中にあるスポットなので
・明るい時間帯に観光する
・余裕を持って時間を確保する
・歩きやすい靴を履いていく
・天気の悪い日は十分に注意する
というところに気を付けましょう。
そして松陰神社…神社と言っても中には
・松下村塾
・宝物殿
・歴史館
・学びの道
があって見どころがありすぎるのでとてもじゃないですが無計画にくるべきではありませんでした…。
(筆者は通り道でたまたま見つけてしまい急遽寄ってしまった。)
しっかりと計画を立てて明治の立役者たちを育てた場所、そして吉田松陰の思いを感じる場所なので是非とも足を運んでみて下さい。
くまぁ。
名残惜しいけど山口1泊2日、次は秋吉台へと向かいます…。
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