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目次
舞台にはマナーがある?
みなさんは好きな芸能人はいますか?
音楽アーティスト、お笑い芸人の方が好きだったらライブに行けば定期的に生でパフォーマンスを見ることができると思いますが、好きな女優さん・俳優さんを見てみたいというのはなかなか機会がないかと思います。
広末涼子さんの舞台を待っていた私はついに舞台シャンハイムーンを見る為にチケットを取りました。
・・・チケットを取ったものの
舞台は初めての私・・・。
舞台って映画とかライブと何が違うんだ・・・?
とりあえず、私の中での舞台のイメージはドレスコードで高級な雰囲気な会場で気品溢れる方々が上品に楽しむ場という感じでした。
※しかもなぜかオペラ座の怪人
何かマナーがあるかもしれない!
それは予想通りで、簡潔に書くと
●音
●動き
●明かり
に気を付けなければなりませんでした。
ネットで事前に調べたことと、自分が感じたことをまぜながら説明していきます。
※こまつ座&世田谷パブリックシアターでシャンハイムーンを見た経験を基準としています。
はじめに:舞台は観ている人も作り上げている
舞台が始まると、想像以上に真っ暗になり、それはそれはシーーーーンとなって周りから音や動きが消えました。
※暗くて怖かった。
間や息づかい、表情もカットが入らない役者さんの生の演技はその日その場所でしか観ることのできない唯一無二のもの。
そんな空間だからこそ音、動き、明かりは気を付けないと舞台の雰囲気を壊したり、役者さんの集中力を欠いてしまうと感じました。
かといってずっと張り詰めてる訳でも無く、劇中で笑う所はみんなで声を出して笑っていたりして、そういう観ている側の反応も生である舞台を作り上げる1つの要素で映画とは違うなと感じました。
なにやら堅苦しく感じるかもしれませんが、最低限の事を守れば気軽に見れると思います。
それではもう少し詳しく説明していきます!
時間通りに席に着く
始まる前にびっくりしたのは
本当に証明が消えて真っ暗になります。
夜の演出の時は目の前がうっすらとも見えないくらい暗くなります。
そんな中で遅刻してしまったら・・・。
自分の力で席に行くことは困難です。
そういう場合は係の人が案内してくれるそうなのですが・・・はっきり言って邪魔になってしまいますよね・・・。
また、途中で席を立つのもよくありませんので、お手洗いも必ず済ませて席に着きましょう。
くまぁ。
実は私も普段からめちゃめちゃトイレが近くて、本当に心配だったのですが、入り口に
1幕90分
休憩15分
2幕80分
という風な張り紙がされていて、休憩が挟まっていました!
安心した・・・。
しかし、15分も休憩がある!と思いきや、女性トイレはありえないほど混み合って1階やら2階やらスタッフさん達が誘導していました。
そういうこともあってなんとか全員着席できた感じです。
くまぁ。
※どうも2時間を越える公演だと休憩がある場合が多いようです。
服装は普段着で良かった。
舞台というと何故かオペラ座の怪人が頭に浮かぶ私は、結婚式の衣装に近いような格好で行かなくてはいけないのか?と思っていたけどそんなこともなく普段遊びに行ったり、それこそ映画館へ行くときに着てるような服で良かったです。
普段着でも良いのですが・・・が!
実際行ってみて感じたのは舞台って何百人も見てる人いるのに本当に役者さんの声しか聞こえないくらいシーンとしてます。
暑いから服を脱ぎたいなんて時にもぞもぞ動くと音も動きももの凄く気になるので、暑すぎず寒すぎずな格好が良いなと思いました。
心配でしたら
●ブランケットを持っていくと確実です!
洋服はシャカシャカ音が出るような素材のものは辞めた方が良いと思います。
持ち物はコンビニ袋のように音が出る物にも注意です。
携帯電話は電源を切る
携帯電話はマナーモードではなく電源を切りましょう。
実際に行ってみるとわかるのですが、マナーモードにしたところでメールの確認ができるような場所ではありません。
暗いので、少し明かりがあるだけでめちゃめちゃ目立ちます。
また、バイブ音も迷惑に繋がってしまいます。
ずっと書いてることですが、とにかくシン・・・としてて暗いので、非常に目立つのです。
必ず携帯電話はマナーモードではなく電源を切って下さい。
お喋りや咳に気を付ける。
お喋りできる雰囲気はないので、喋るようなことは無いと思いますが・・・。
どうしても我慢できなくなってしまうのが咳です。
私も普段普通にゴホゴホして咳き込むことなんてないので油断していたのですが・・・。
観てる途中から凄くのどがもぞもぞするような変な感じでもの凄く咳をしたかったです。
舞台は音が漏れないような作りになっていて、風通しが悪く乾燥しています。
●マスクをしたり
●開演前にのど飴を舐めたりして対策をしておくと良いです!
姿勢やクセに気を付ける。
舞台の席というのは、お客さんがかぶること無く見れるように計算されて作られているらしいので、前のめりになったりしてしまうと見えない人が出てきてしまいます。
好きな役者さんが出てきても、前のめりになること無く、背中をぴったりとくっつけて観ましょう!
他にも帽子、お団子ヘアー、貧乏ゆすりなど、後ろに座っている人の邪魔にならないように座りましょう。
舞台マナーの注意まとめ
ざっくり
●音
●動き
●明かり
を気を付ける。
舞台持ち物まとめ
●チケット
●ブランケット
●マスク
●のど飴
●メガネ・双眼鏡
●トートバック
●クリアファイル
●ボールペン
舞台へ入る時に、これから公演する様々な舞台のチラシがもらえます。(その枚数、厚みは雑誌並み)なので、それを保存するクリアファイルやトートバックがあると持って帰る時に困らないです。
また、アンケートも配られるのでボールペンがあると便利です。
今回は前の席だったので、メガネだけで十分でしたが、役者さんの表情を楽しみたかったら双眼鏡があっても良いなと思いました。
※ただし、落としてカランカランと音をさせるのは×
私は運転する時だけメガネをかけるので、そういう方はメガネは忘れずに!!
ポストトークって何?
終演後に数十分、出演者さん達がその舞台に関することをお話するのがポストトーク。
全ての公演にあるわけじゃないらしい。
私は何にも知らずにチケットを取っていたのですが、サイトを見ていた友人が「明日の舞台、ポストトークあるよ!よかったね!」と言って
やったぁぁぁぁぁぁぁぁ
という感じでした。
※広末さんに会えると緊張した私は世田谷 パブリックシアターに行くまでの間5回もトイレへ行く。
終演後、休憩があったのちポストトークに
野村萬斎、広末涼子、辻萬長さんが現れました。
着替えようかとも思ったけど、お待たせするのもどうかと思いそのままで・・・と萬斎さん。
いきなり今日の感想をふられる広末さん
演出の栗山さんの要求のスピードについていくのが精一杯だった話。
昨日と今日で違ってくるから色を変えて台本に記していた広末さん。
是非友達に勧めて下さい。凄く良いと思ったら好きな友達に、普通だと思ったら普通の友達に、嫌だなと思ったら嫌な友達に・・・と辻さん。
豊橋も観に行けばよかった・・・!
最後に・・・
演じている側では今日のお客さんは固いとか柔らかいとか言うらしいです。
今日の公演は軽くて楽しんで観ていただけたと言っていました。
やはり、その日1日1日の公演によって雰囲気は異なるのだと思いました。
素敵な公演になるのにはやはり観る側のマナーも大事なのだと思いました。
また、機会があればまた訪れたいです。