龍河洞は1億7500万年かけて作られた鍾乳洞です。
鍾乳洞は日本各地にありますが、中でも龍河洞は日本三大鍾乳洞の1つといわれています。
龍泉洞(岩手)・秋芳洞(山口)・龍河洞(高知)です。
くまぁ。
それが隆起して地上に現れました。
石灰岩は酸性の水に溶けるので、雨でじっくりと長い年月をかけて浸食されて鍾乳洞ができるのです。
なので、鍾乳洞の中にはいろんな形をした鍾乳石がたくさんあります!
つらら石に立派な石柱、まるでなびいてるようなカーテン、細く繊細なストロー、タケノコのような石筍
くまぁ。
鍾乳石が1㎝育つのになんと100年かかるといわれています。
長い年月をかけて育った歴史を間近で見ることができる場所です。
そんな高知の龍河洞が2019年7月19日、リニューアルオープンしました!
以前よりも光の演出が美しく、あまりのパリピさ(パーティーピーポー)に
鍾乳洞界のクラブか!?と思ったほどです笑
この記事では龍河洞へのアクセスや営業時間・実際の雰囲気や注意点・周辺施設などについて書いていきます。
龍河洞のおすすめポイント!
▢鍾乳洞内で冒険気分を味わえる!
▢リニューアルした龍河洞が美しい!
▢鍾乳洞を間近で見て学べる!
龍河洞の所要時間は約1時間30分です。
(食事時間は別)
くまぁ。
目次
龍河洞のアクセス・営業時間
龍河洞は高知龍馬空港から車で約20分と近いところにあります。
住所 | 〒782-0005 高知県香美市土佐山田町逆川1424 | ||||
TEL | 0887-53-2144 | ||||
営業時間 | 8:30~17:00(最終入洞時間)12月~2月は16:30まで | ||||
料金 | 【観光コース】大人(高校生以上)1,100円・中学生700円・小学生550円 | ||||
【冒険コース】観光コース+1,000円 | |||||
休館日 | なし | ||||
駐車場 | 600台 |
冒険コースは予約制です!
ヘッドランプ・ヘルメットは無料で借りれますが、
ツナギ服、靴はレンタル料1,000円となっています。
前日までに冒険コース予約:0887-53-2144まで
電車とバスで行く場合
▢高知駅から乗る場合は阿波池田行き
8駅360円(約30分)→土佐山田駅
特急南風岡山行きを使うと
2駅680円(約10分)→土佐山田駅
その後
土佐山田駅から とさでん交通浅橋通~龍河洞(龍河洞行き)
25駅410円(約25分)
▢はりまや橋からバスで行く場合
はりまや橋横のローソンの前のバス停から
とさでん交通:浅橋通~龍河洞(龍河洞行き)
72駅900円(約1時間30分)
空港から行く場合
残念ながら龍馬空港には空港直結の鉄道がありません。そこで次の方法で空港からのいち駅まで行きます。
事前に予約すれば空港最寄りののいち駅まで大人1人500円(小人半額)でタクシーが走ってくれます!
くまぁ。
1人からでも大丈夫だよ!
高知龍馬空港発:088-864-2731(日章ハイヤー)
のいち駅発:0887-56-1700(のいちタクシー)
(受付時間 9:00~17:00)
※普通にタクシー捕まえると1500円くらい取られると思います。
詳しくは高知龍馬空港の公式HPへ!
のいち駅から土佐くろしお鉄道で土佐山田駅まで。
そもそも高知への行き方がわからない方はコチラへ▼
【高知への行き方】安く行く?早く行く?意外と知られてない4つの移動方法を徹底解説!
駐車場から龍河洞入口まで歩く
駐車場は4ヶ所。
最初に目に入るこの駐車場にはトイレがあります!
黒い車の奥のへんてこりんな形のドームがトイレです。
駐車場から出て、商店街を通って龍河洞へ向かいます。
どこか懐かしい雰囲気。
こういうゆる~いやつ、とてもやりたかったけど、小銭が無かった。
絵のゆるさ!間違ったところを塗りつぶしてるのがもうかわいい…。
他にも「結構当たるおみくじ」「何かの化石」「何かに役立つ物」がありました。
(最強の忍者になりたかった…。)
くまぁ。
入り口前に突然現れる謎のエスカレーター
商店街の坂を登ると、待ち受けているのは階段…!
「!?」
と思いきや…
エスカレーターがあります。
山の中のシュールなエスカレーター。
別に階段でも行くことはできるのですが、せっかくあるなら乗った方が良いです。
龍河洞を探検!(観光コース)
龍河洞には観光コースと冒険コースの2種類のコースがあります!
今回は観光コースに挑戦しましたが、ただ歩くだけで回れる…なんてことはなく、しゃがまないと頭をぶつけてしまうような場所。
身体を斜めにしないとすり抜けられない場所もあり、観光コースでも十分スリリングな感じでした。
静岡県の竜ヶ岩洞へ行った事がありますが、そちらよりもハードでした!
さらにハードなのが【冒険コース】です▼
冒険コースって何?
観光コースの途中に出現する難易度の高いスリリングなコースです!
コースは約200mあり、狭いところを進んで行きます。
時には真っ暗闇も体験できますが、専属ナビゲーターが着きます!
(所要時間は1時間30分くらい)
ヘッドランプ・ヘルメットは無料!
つなぎ服・長靴はレンタル料1,000円です。
つまり、手ぶらでもOKなのです!
冒険が終わった後に修了証明書なる物がいただけます!
冒険コースは予約制です!
前日までに冒険コース予約:0887-53-2144まで
では、行ってみましょう!
外は30度を超えていますが、洞窟内は年中15度くらいでひんやりしています。
寒がりの人は上着がいるかも。(私は大丈夫だった。)
見ての通り足場は整備されているのですが、濡れています!!
龍河洞は全長4kmある中の1kmを公開されていて、なかなか歩きます!
階段もあるので、しっかりとした靴で行きましょう!
足場が濡れています▼
入ってそうそうに美しく照らされていました…。(石花殿)
リニューアルして綺麗なのは良いけども、地学としての鍾乳洞の良さを殺してしまわないか…?
と、来る前に不安なところもあったのですが…
ライトが当たることにより綺麗で、鍾乳洞に興味がない人でも絶対足が止まるだろうし、
岩肌が見やすい!とかなり良かったです!
このような美しい光で照らされたポイントが多く存在します。
洞窟内で最も天井が高いと言われる千仭の間
龍河洞にはこのような案内もあるので現在自分がどこに居るのかが明確です。
後どれくらいなんだろ…と不安にならなくて住みます。
また、龍河洞ではSOSのBOXが各ポイントに置いてあり、何かあれば係の人と話すことができます。
身体を低くしてくぐらないと通れないポイントも
雲の掛橋
記念の滝は美しすぎました…。
超神秘的です。
リニューアル前の記念の滝▼
高僧修行の跡もありました!
これもめっちゃ綺麗だった。
天降石と絞り幕高さ11mで洞内最大です。絞り幕という名前はカーテンのような姿からきています。
リニューアル前の天降石と絞り幕▼(だいぶ印象変わりますね)
もちろん、ライトアップされていないものもあってバランスよく楽しめます。
光だけでなく、本体の流れるような美しさも感じて欲しいです。
とてつもない時間をかけて今もなお生き続けているのです。
裏見の滝高さ約6m
ここは身体を横にしないとはいれません。
リュックの人はそのまま通ろうとするとつっかかります!鍾乳洞を傷つけぬように…
最終ポイント間近で現れたしんどい坂という名の階段。
そう、お気づきの方もいるかもしれませんが、龍河洞は登りながら進んでいるのです!
しかし、このしんどい坂がとてつもなくパリピだった…。
あまりのパリピさに「パリピじゃん…」と一人でつぶやいた。
しんどい坂を登り切った後はベンチを用意してくれる優しさ。
連星殿は聖母マリアとお釈迦様に見えます。
ちなみに奈落付近では坂本龍馬に見えるものもあるのですが、以前に比べ圧倒的に見えませんでした。
リニューアル前▼
そして、人生初のプロジェクションマッピングへ…!
洞窟内で流れているのですよ…!
驚くほど臨場感で凄かった…!
のに、ずっとリピートされてるわけではなく、みんなずかずか進んでいて
見ているのは私だけ…?
これは逃したら損ですよ!
このスポットを過ぎると弥生時代に先住民が暮らしてい生活の跡が残るエリアへ突入します。
ここが、穴居第3室で龍河洞の目玉である神の壺
弥生土器が鍾乳石の一部になってしまった世界で唯一の貴重なものです。
2000年かけてこのような姿になったそうです。
くまぁ。
そして、神の壺のように鍾乳石に包まれるかの実験も…すでに82年目
居住民族の碑
そして、出口を出ると…暑っっつ!!!
カメラが気温差で曇って使い物にならないくらいでした!
涼しい休憩所も設けてあります。▼
夏は涼しい龍河洞ですが…登った山を降りなければいけないわけで…
この道を降りていきます。
屋根があるので、雨でも大丈夫です。
この山はもちろん石灰岩質なので、それに合った植物が生えています。
植物を楽しみながら降りていきましょう。
龍河洞博物館と龍河洞珍鳥センターがあります!
敷地内には無料の施設
龍河洞博物館と龍河洞珍鳥センターがあります。
龍河洞博物館
洞内で発掘された資料を中心に展示されています。
8:00~16:50(12月~2月は16:20まで)
龍河洞珍鳥センター
土佐のオナガドリを見ることができます。
8:30~16:50(12月~2月は16:20まで)
帰り道の途中にあるのですが、龍河洞へ入ることができても時間になったら問答無用で閉まるので注意です!
その他に、岩石園があり普段見ることのできない色々な種類の岩石をいっぺんに間近で見ることができます。
くまぁ。
お食事はCafe Ayamで土佐ジローの卵料理をいただこう!
自家の養鶏場でとれた地鶏土佐ジローの卵を使った料理を食べることができます!
ガレット、ガパオライス、クリームブリュレ…いろいろあります!
外ではおむつを履いたにわとりがいて、プチふれあいもできます。
大変愛らしい▼
新商品をいただいてみた!
アヤムのキーマカレー南インド風980円(ちなみにココナッツが切れていたらしい▼)
6種類のスパイスが使われていて美味しかった!
しっかり卵もついてきますので、ソースをつけてだったり卵をつけてみたりだったりいろいろな味を楽しめます!
ゆずエードもさわやかなゆずが美味しい!350円
住所 | 〒782-0005 高知県香美市土佐山田町逆川1395-1 | ||||
龍河洞国際観光会館1F | |||||
TEL | 0887-52-9350 | ||||
営業時間 | 11:00~18:00 | ||||
営業日 | 金、土、日、月、祝祭日 |
メニューなどを見てみる▼
まとめ
リニューアルしたことによって、鍾乳洞に興味がない人でも足を運びたくなるような場所になっていました!
これはカップルでデートしても面白いのでは?
あまりにナウい感じなので、club 鍾乳洞 みたいな雰囲気でした笑
龍河洞は鍾乳洞はもちろんのこと、博物館や珍鳥センターとみどころもたくさんの場所です。
空港まで車で約20分の場所なので気軽に足を運んでみて下さい!
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