所要時間は3時間弱、モネが愛した青い睡蓮の見頃・園内の楽しみ方まとめ|北川村「モネの庭」マルモッタン

モネの庭マルモッタン:青い睡蓮の見ごろと所要時間

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北川村「モネの庭」マルモッタンは、フランスのジヴェルニーにあるモネの庭を再現した施設です。
モネは43歳から生涯の半分をジヴェルニーの庭とアトリエで過ごしていました。

中でも、モネが咲かせたいと願い続けた青い睡蓮は、気候の関係で北川村でしか見れない見どころの1つとなっています。

 

この記事では、そんな青い睡蓮の見頃と魅力あふれる園内の楽しみ方を紹介します。

くまぁ。

目次から飛びたいところへ飛べるよ!

モネの庭の所要時間

モネの庭の所要時間は…約3時間です。
(レストラン込みの時間)
私は過去に3回、それぞれ別の人と訪れていますが、だいたい3時間くらいかかっています。

敷地内が約3万平方メートルで、広い事もあります。

季節によって、景色も変わるので
お花に興味がある人、モネに興味がある方は少なくとも3時間は必要と考えてよいと思います。

北川村「モネの庭」マルモッタンへのアクセス

車の場合

北川村「モネの庭」マルモッタンは高知駅から車で1時間弱のところにあります。
基本的に国道55号を使用し、道は特に細くはないので、レンタカーでも安全に行けると思います。

たびらいレンタカーは数あるレンタカー会社から、お値打ちなところを探せるのでいつも利用しています。

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公共交通機関の場合(電車+バス)

(電車)
JR高知駅からJR土浦線で後免駅へ(約15分)→(乗り換え)土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線の「奈半利行」に乗って奈半利駅で降ります。(約1時間)

(バス)
奈半利駅からはバスが出ているので北川村運営バス→北川村行きのバスでモネの庭停留所(園内の駐車場)まで行きます。(約10分)
1時間に1本ペースくらいなので注意!

モネの庭のバス停

そもそも高知まではどうやって行く?▼
【高知への行き方】安く行く?早く行く?意外と知らない4つの移動方法を徹底解説! 【高知への行き方】安く行く?早く行く?意外と知られてない4つの移動方法を徹底解説!

開園時間や入園料など

住所 781-6441
高知県安芸郡北川村野友甲1100
TEL 0887-32-1233
開園時間 9:00~17:00
入園料 一般1000円、小中学生500円
休園日 6月~10月の第1水曜日
冬期メンテナンスの為12月1日~2月末日は休園
駐車場 約100台

ちなみにお弁当など持っていって食べることはできないので注意!
モネの庭のカフェでお食事しましょう!

北川村 モネの庭 マルモッタンHP

広い駐車場▼
モネの庭 駐車場

トイレ

駐車場にトイレがあります。
青いタイルが貼ってあるトイレなのですが、このタイルがモネの家で使われていたのと同じ模様なのです。

モネの庭「青い睡蓮」の見頃はいつか?実は時間も大事!

モネは晩年、自分の庭の睡蓮を描くことに熱中していましたが、青い睡蓮はジヴェルニーの気候では咲かせることができませんでした。

 

モネが夢見た青い睡蓮は、温暖な北川村だから見れるもので、6月下旬~10月下旬頃まで美しい花を咲かせます。

更に、睡蓮全般午後に花が閉じてしまう為、午前中に訪れるのがおすすめです。

 

せっかく訪れるなら、青い睡蓮は見ておきたいところ!
旅の日程に、ちょっと調整が必要です!

くまぁ。

モネが見れなかった貴重な睡蓮をこんなにじっくり見れるなんて…!

火曜日はスイレンの手入れ作業の為、池にスタッフが入ります(5月~10月)。
写真を撮るなら他の曜日がよさそうです。

モネの庭の楽しみ方!

ここからは実際の写真とともに、モネの庭の見どころと楽しみ方を4つ紹介します。

くまぁ。

これを知っておくとモネの庭がもっと楽しくなるよ!

1.モネと印象派のことを知ろう!

事前に印象派とモネについて知っておくと、ぐっと楽しくなりました!

絵画についてはドシロートの私でしたが、妹が貸してくれたこの本が究極にわかりやすかったです。

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また、こちらの本もイラストが多くて読みやすい一冊でした。

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クロード・モネはフランスの印象派の画家です。

くまぁ。

その印象派っていうのがよくわからないんだよなぁ…。

絵画は時代とともに主流の流派があり、その中の1つがこの印象派。
19世紀前半に写真が登場したのをきっかけにできました。
それまでの絵画は見たものを写真的に忠実に描かれてきましたが、

写真があるなら忠実に描くのではなく、作者が感じた主観的な印象を描いていこう!というのが印象派。
この印象というのはモネの作品、印象 -日の出- からきています。

もう1つの注目ポイント!
モネは光の変化や季節の変化を表現する為に同じ題材の絵を何枚も描いています。光と色彩の研究をしていたモネの絵は黒を使わずに影を表現しています。
モネはジヴェルニーに移住してからは家に庭をつくって、時間や天候による光の変化を作品に反映させます。

その時の庭を再現したのがこのモネの庭。

くまぁ。

その新しい技法で描かれた絵は照らす光のあたたかさ、揺れる水面、風の動きを立体的に感じるなぁ。

2.季節の花とモネの庭の世界観を楽しむ

モネの庭の園内には3つの庭があります!

①多くの名作が生まれた睡蓮の咲く庭を再現した水の庭
②地中海を描いた作品をテーマに高知の自然と融合させたボルディゲラの庭
③四季の花が花壇から顔を出す花の庭です。

チケット売場を出てそのまま進みます。
モネの庭までの道

道を歩くとすぐに
多くの名作が生まれた睡蓮の咲く庭を再現した①水の庭にたどり着きます。

作品の複製が庭の風景と一緒に並んでいます。

モネの庭、睡蓮の絵とともに庭を見る

写真は4月

なんだかモネになった気分…

写真は10月青い睡蓮が咲いています。

ちなみに睡蓮の苗はジヴェルニーのモネの庭から株分けされたものだそうです。

大切に育てられているのです。

モネの庭、日本風の太鼓橋

4月下旬になると藤棚になるそうです。

モネが好きだった日本の浮世絵に描かれたような太鼓橋は本家を再現▼

モネの庭 バラのアーチの絵を見ながら

モネの庭、5月にはバラが咲くアーチ

5月中旬~はバラのアーチとなります。

反射して見えるところまで再現されています。

地中海を描いた作品をテーマに高知の自然と融合させた②ボルディゲラの庭
ここは個人的には1番のお気に入りです。海外の雰囲気がとても心地よかったです。

池にはゲンゴロウやイモリなど、たくさんの生き物がいました。

モネの庭 花の庭

写真は4月のものです。

そして最後は…③花の庭
四季の花々が花壇に咲き乱れます。
赤、青、黄色…とカラフルで綺麗すぎてため息が出ます。

のどかで歩いているだけでなんだか安らぎます。
モネの庭 花の庭

なかよしで可愛いチューリップ
モネの庭 チューリップ

青の中に赤のチューリップが素敵。
モネの庭 花の庭
噴水もありました!

このようにモネの庭へ行ったらモネの絵の世界観、そして四季折々の花を存分に楽しみましょう!!

3.ギャラリーショップでモネの作品に触れてみよう!モネの庭ヒストリーにも注目!!

モネの庭のギャラリーショップ

くまぁ。

さら~っと通ってしまいがちだけど、この建物はジヴェルニーのモネの家、アトリエをモチーフにしているんだよ!

モネの庭 ギャラリー・ショップ

じっくり見てみよう!
モネの庭 ギャラリー・ショップ

2階のギャラリーは撮影禁止なので写真はありませんが、モネの作品の複製を見ることができます。

煙の動き、光の加減、水の動き…すべて立体的に見えて、近くで見るのと、1歩引いて見たのでは印象がまた変わるのも面白かったです。

 

実は、世界で「モネの庭」と名乗れるのは2か所だけしかありません。
フランス・ジヴェルニー(本家)と高知の北川村です。

なぜ、高知の北川村にモネの庭ができたのか?そんなヒストリーの展示もあります。
門外不出のモネの庭の名を貰った庭がどのようにできたか、交流、努力、チャレンジ…思わず目頭が熱くなるものがありました。

4.カフェモネの家へ行って高知の食材を使った料理を食べよう!手作りパン工房もあるよ!

このカフェでは高知の食材をふんだんに使った料理を食べることができます。

カフェ・ショップ・工房だけの利用の場合は入場料は無しでも入れます。

カフェモネの家の外観

営業時間

時間:9:00~17:00(ラストオーダー16:30)
朝食:9:00~11:00(ラストオーダー10:30)
ランチ:11:00~16:00(ラストオーダー15:30)

定休日:火曜日・金曜日。祝日は営業(4~6月無休)
冬季メンテナンス期間はやっていません。

1回は44席、2階は団体専用50席
晴れの日はテラス席もあります!

※写真は当時のメニューなので、打消し線を入れました。
メニューは随時変わっていくようです。

土佐あかうしのローストビーフと北川村の鹿ソーセージ(2500円)
メイン+スープ+サラダ+パンorライス

あかうしにかかった柚子胡椒ソースが非常に美味しい!
あかうしも鹿のソーセージももっと獣臭いかと思いきや全然臭くないし、油っぽくなくてくどくないから食べやすかったです。
カフェモネの家 あかうし料理

四万十ポーク 焦がしバターソテー 〜北川村ゆずポン酢ソース〜(1400円)
メイン+スープ+サラダ+パンorライス

こちらの四万十ポークも丁度よいくちどけで美味しかった…。
カフェモネの家 四万十ポーク焦がしバターソテー

地元 米ヶ岡鶏のソテー(1500円)
~ゆずソース~ スープ・パン or ライス付き

お野菜に四方竹が!ゆずがきいてておいしかった。

くまぁ。

デザートのケーキやゆずのジュース、ワインなどいろいろあります!

食器にも気を遣っていて、これはモネが家で使っていたオリジナルデザインの食器と同じなのです。(しかも晩餐用)
細部までこだわりを感じますね。
カフェモネの家の食器
晴れた日は外の景色も楽しめますね。
カフェモネの家のテラス席

隣には手作りパン工房があります!モネの庭 手作りパン工房

営業時間

時間:9:00~17:00
定休日:6月~10月の第1水曜日、12月1日~2月末日
クレジットカード使用不可

春らしいパンがありましたよ~~~!!
チューリップメロンパンをゲット!
色がチューリップで味が苺でした!
モネの庭の手作りパン工房 チューリップメロンパン

チューリップのシフォンケーキが可愛かったしふわっふわでおいしい!
モネの庭 手作りパン工房のチューリップのシフォンケーキ

ふわふわで、ちょうどよいシナモン加減がおいしい!公式おすすめのシナモンロール!

 

その他にも睡蓮パンやココア生地のぼうしパン、ゆずをつかったソフトクリームとモネの庭らしい高知らしいメニューもあります。

モネの庭:花の見ごろの時期

モネの庭は行くたびに違う景色が広がり、季節を通して楽しめます。
下記の表でメインの植物を確認してみてください。

チューリップ→3月中旬~4月中旬

 

藤→4月下旬

 

バラ→5月中旬~6月初旬

 

睡蓮温帯性→4月下旬~10月上旬

 

睡蓮熱帯性→6月下旬~10月下旬
(青い睡蓮)

※あくまでも目安です。

モネの庭4月

4月に入りたてのこの日は、バラもなければ睡蓮もない…そんな季節でしたが
でも…水の庭の先には…

チューリップがありました!
モネの庭のチューリップ畑

モネが描いたオランダのチューリップ畑を再現して3月からの早咲きのチューリップから~4月中旬まで楽しめます。
モネの庭のチューリップ畑

よく見ると色んな色のチューリップが植えられています。
モネの庭のチューリップ畑を歩く

期間中に何度でも入園できるチューリップパスポートで移り変わる景色を楽しむのもいいですね(1000円)
ギャラリーショップ5%オフやお食事100円引きの特典もあります。(企画は当時のもの)
モネの庭のチューリップパスポート

くまぁ。

青い睡蓮が見れない時期でも他のお花が見れるから楽しいね。

まとめ

・青い睡蓮の見ごろは6月下旬~10月下旬の午前中。
・印象派とモネについて事前に少し知識を入れておくともっとモネの庭が楽しめます!
・庭は3種類!それぞれ特徴的な水の庭・ボルディゲラの庭・花の庭があり、季節で見れる花が異なります。
・カフェやベーカリーにも注目!地元の食材を使ったものも楽しめます。

くまぁ。

1度すべてのお花は見切れないので、季節ごとに是非行ってみて欲しい場所です!

 

12月1日~2月末日までは休園日なので注意!

 

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